Vietnamびじねすりぽーと

ベトナムで生活する若者が綴る、安定的に肉を手に入れるまで。

バスケ協会と欠陥スポーツ度数

バスケットファンとしてずっと懸念事項だった協会、及び2つのトップリーグ問題が、ついにYAHOOトップニュースを飾る事態となりました。

FIBAの要請に応えられず、国際試合出場停止の制裁を下されるかもとのこと。


日本バスケ、国際試合の出場停止か リーグ統合進展なく制裁が決定的

 

ネット界隈では随分と昔から、バスケ協会(JBA)はクソだという意見がありましたが、これが世間一般に広く知れ渡る形となってしまいましたな。

本当かどうかわかりませんが、バスケ協会打順コピペというものもありますのでご紹介。

 

1 (中) 世界バスケの際、監督であるジェリコ氏を無視して(会議に呼ばず)代表選手を決める 
2 (二) アジア大会の真っ最中に強化部長が選手たちの目の前で「○○じゃなくて△△を入れれば良かった」 
3 (三) ジェリコ監督を解任し、鈴木監督が就任。万全の状態で臨んだアジア大会で史上最低の成績 
4 (左) スラムダンクのブームに対し「バスケットを変な目で見られる・非常に迷惑だ」と公式文書で出す 
5 (一) 内紛で代表を送れず国から援助打ち切り、JOCから資格停止処分を招く 
6 (遊) プロ化を目指すbjリーグ発足し、協会を脱退する。bjリーグとの関係断絶を加盟団体に通達 
7 (捕) bjリーグ所属選手は代表に選ばない
8 (右) 役員人事協議が8度流会 
9 (投) 世界選手権で赤字が13億円

 

これにDHで今回の件が加わるわけですね。

マジだったら酷いなこりゃ。

当然、現在バスケ協会には多数の抗議や批判、罵倒が集まっております。

内容としては、役員陣に外部の人間がほぼおらず、競技出身の脳筋老害で占められて密室化しているって論調が多いようです。

ふーん、そうなんだ。

 

しかし、サッカーや野球がマトモに運営されていて、バスケ協会は脳筋の集まりってのも不思議な話です。野球の方が体質古くて酷そうなもんですけど。

でも実際、私はバスケ経験者なんですけど、やっぱり昔から、バスケやってる人って賢くないイメージがあります。スポーツは何でもその傾向があると思うんですが、バスケはより顕著な気が。

そこで活躍した人(=あまり賢くない)方々が現在協会の上にいるって思えば、まぁこの状況は理解できなくもありません。

 

いかし、なぜ、バスケ勢は脳筋率が高いのでしょうか。

私、気になります。(最近「氷菓」のDVD見てます。今んとこ面白くはない)

自分のやってたスポーツや志を共にした同胞たちを悪く言うのは心が痛いですが、ここは左手を鬼にして、この問題を考えていきたいと思います。

 

ヒントとなるのは、なんJで今年屈指に面白かったこのスレ

なんJ PRIDE : 野球は腕が18mあれば無双できる欠陥スポーツ

この1ちゃんアホ。

いたらマウンドからバッターに手が届いちゃうし、両手広げれば盗塁し放題ってわけですね。

いや、いないっすよ、腕18mの奴なんか。これまでもこれからも。

しかしここで重要なのは「一定以上の身体性能があった場合、競技が成立しない」という考え方です。

もっとちゃんと言えば、技術や戦術はプロ当落線上レベルだけど、ある一定以上の身体特性を持った人間の存在でゲーム性が完全に損なわれる、って感じですかね。

「技術や体力がそこそこだけど腕は18m」という野球選手がいたら無双できますし、彼の野球に対する知識・熱意、知性その他もろもろの付加価値をあまり勘案されず、野球界の上へ行くことができるでしょう。知らんけど。

この”欠陥スポーツ”という考え方を今回の問題に当てはめると、こう言えるのではないでしょうか。

バスケはより”欠陥スポーツ”に近い、ゆえに、脳筋率が高い。

 

酷い言い様ですが、バスケがキャラ性能依存のクソゲーってのは、やってた人(強キャラ勢は除く)なら誰でも分かってるから別に怒られはしないでしょう。

怒る人はめっちゃ上手い人か真面目にプレーしたことない人でしょうし、キャラ性能依存のクソゲーってのが競技としての面白さを損なうものではありません。

俺達は世紀末スポーツアクションを忘れない。

 

ちなみに今回の”欠陥スポーツ”の概念は上に書いたような考え方を採用しますので、「サッカーは審判がPK吹けば終わる欠陥スポーツ」とか「アメフトは怪我の危険性が高く、後遺症のリスクも高い欠陥スポーツ」とかは、まぁその通りだと思いますけど概念として除外します。「最後にジョーダンが勝つからバスケは欠陥スポーツ」だなんて言う気もありません。

あくまで「一定以上の身体性能があった場合、競技が成立しない」という考え方です。

 

その観点から、メジャーチームスポーツの不成立条件を考えてみましょう。

個人スポーツ(特に陸上)はある意味、初めから終わっているので考えません。

俺より足が速い人間がいる時点で対抗手段がない。

 

まずは野球。

これは上記スレ主に敬意を表して、「腕が18mあったら終わる」競技としましょう。あくまで腕が長いだけであとは普通のプロってことですよ。この腕の長さだと逆にバッティングはできないので、フィールドの全員が18mあったら完全に終了します。終了しますっていうか、打てない以上は試合自体は終了できません。ってかチームバス乗れません。

 

次にサッカーですが、この競技は技術比重が非常に高いため、攻撃面で身体性能的に終了させるのは難しいです。身長が5mあれば必ず競り勝つでしょうが、それで無双できるかって言ったら違う気がしますし、仮にマッハ500で13km走れたとしてもドリブルもトラップも難しいでしょう。

となるとやはり守備、ゴール塞いじゃえば終わるじゃんということで、「キーパーの横幅が7mあったら終わる」競技ということにしましょう。

点取れるわけじゃないじゃんとかそういう細かいことには目をつむりましょう。

高さ?もちろん高さも必要ですよ。幅7mあればそれなりに高さあるでしょう。178cmで幅7mの人間なんかいたら気持ち悪いじゃないですか。

チームバスどころか飛行機も乗れないですけど。アウェーは諦めよう。

 

バレーは多分、肩がネットから思いっきり出てて、ネット上全てを手でカバーできれば成立しないと思います。

ネットの高さが243cm、コート幅が9mであることを考えると、「身長が3mかつウイングスパンが9mあれば終わる」競技だと言えるでしょう。

だいたい野球の1/4程度ってことですね。余裕じゃん。ぎりぎりチームバス乗れるでしょう。

 

アメフトは、・・・まぁ色々と終わりそうだから割愛します。

 

そんでバスケ。たぶん身長が3mあったら終わります。

例えば竹内弟が3mあったら世界選手権取れます。別に兄でもいいです。

竹内のやることは一つだけ。ゴール付近に行ってパス貰ってダンクです。

3m竹内がドワイト・ハワードと争ってゴール付近まで行けるかという御説ごもっともですが、ゴール下の争い云々はあくまで近いレベルでしか起きないと思います。正しいポジションをとらなくていいならゴール下なんか普通に入れます。

 

不成立条件に関してはだいたいそんなとこですかね。異論しかないでしょうが。

そしてここで欠陥競技度数(DSC)という考えを加えます。

これは、上記の不成立条件に対して現実がどれほど近いか、どれほど現実時点でクソゲーに近いかを表す数字です。

このDSCを

欠陥競技度数(DSC)=平均÷不成立条件

と定義します。

要は不成立条件に対すして平均が占めるパーセンテージですね。

 

何言ってるかわかんないと思いますので、まず野球で考えましょう。

あ、平均について、できれば各競技トップリーグの平均と比較したいのですが、バレーセリエAのウイングスパン平均とか調べたくもないので、日本人男子平均と比較したいと思います。

 

野球の不成立条件は腕の長さが18mでした。

それに対し、腕の長さの日本人男子平均は、きっと70cmだと思います。

すると、70cm(平均)÷18m(不成立条件)=0.038(DSC)

となります。

この0.038=DSCの値が大きければ大きいほど、欠陥スポーツ度が高いということです。

 

 次にサッカーですが、不成立条件は幅7mのキーパーでした。

対する日本人平均はおそらく35cmでしょう。

よってDSC=35cm÷7m=0.05

となります。

野球より多少大きいですね。

サッカーは野球より欠陥スポーツだったのか!

 

バレー ウイングスパンを採用します

DSC=1.72 ÷ 9 =0.19

はい、なんと野球の5倍も欠陥スポーツです。

ほら、やっぱ男子バレーってガン攻めクソゲーなんだよ。

 

最後にバスケですが不成立条件3mに対して平均は172cmですので、

DSC=172cm÷3m=0.57

となります。

0.57

数字がでかい!バレーと比較しても3倍の欠陥スポーツ!

0.57これはつまり、バスケは一般人でも不成立条件の57%を満たす競技ってことです。普通の日本人でも半分くらいは不成立として成立しているんですねぇ意味わかんないけど。

 

ここまではプレーヤーレベルの話でしたが、当然上記は団体競技です。

競技に出場する人数ごとに、各個人の比重は全くことなります。

一個人が占める割合が大きいほど、その個人能力が勝敗に直結します。

たぶん島根の2回戦負けのサッカー部にマラドーナが入ってもガンバユースに負けますが、バスケ部にマイケルジョーダンが入れば能代工業にダブルスコアつけます。

そういう話です。

 

というわけで上の数字を競技人数で割ることで、一人当たりの欠陥スポーツ度数(DSC/M)を算出しましょう。いや数字細かくなるんで1000を掛けましょう。

野球:0.038÷9x1000=4

サッカー:0.05÷11x1000=4.5

バレー:0.19÷6x1000=31.6

バスケ:0.57÷5x1000=114

 

深く考えると何も意味ないので、あえて何も考えずに言えばですが、この値こそが個人の身体性能のゲームに対する影響度と言っても差し支えないとは言いませんが、可能性はありませんでしょうか。

その影響度が、バスケは野球の28.5倍ということです。

パズドラで28.5倍のキャラとか出たらクリスマスキャロルのスクルージでもレアガチャ回すレベルです。

 

ここからは暴論ですが、もちろんこれまでも完膚なきまでに暴論なんですが、このDSC/Mの高い競技かつほど身体特性ぶっぱでどうにかなるので、知性の介在する余地は少なくなると思います。

無論、一般論としての知性と競技に必要な知性(この場合バスケットIQとでも言えるでしょう)が一致しないことは、デニス・ロドマンや阿部勇樹、逆に平山相太を例にとるまでもありません。

プレーが知性的とはいえ、阿部ちゃんがJFAのトップになったら羽生直剛じゃなくても目が飛び出ます。

しかし、なだらかながらも相関はありますし、身体能力や体格が平凡でも生き抜いてきた人の方が、協会人としてやっていけそうじゃないですか!

実際、NBAのスタープレーヤー⇒名監督ってラリーバード除いて全員ガードじゃないですか!

ただ、バスケは競技性質(DSC/M)上、そういった野村克也的な、グアルディオラ的な人材が生き残りにくい。

そして身体特性ありきで生き残った人達が、血が通いにくいほど高い場所にある頭を無理に働かせても、今回みたいなことになるってことでしょうね。

どうですかこのガバガバ理論。

要は佐古さんがんばってくださいって話です。

 

子供の時はブルズファンでした。

でも日本の試合もたまに見てて、佐古が、大山が、かっこよかったです。

当時のシャンソンって憎らしいほど強かったですよね。

折茂まだ現役!?

田伏が出てきて、大神さんが出てきて、日本バスケの夜明けを見ました。

NBAでプレーする選手が出るなんて!!

川村の高校時代なんて吐くほど上手かった。

吉田亜沙美や富樫勇樹のプレーはワクワクします。

女子は遂にアジア王者になりました。

渡邊雄太は、八村はどこまで行けるのか、楽しみでしょうがありません。

折茂まだ現役!?

東京五輪はもう6年後です。

こんなことしてる場合じゃないっすね。

 

まぁでも、こういうこと言うとアレだけど、この動画みると国際戦とかまぁいっかって気にならなくもない。

14歳だってさ。


Seventh Woods Is The BEST 14 Year Old In The ...