2018年ロシアワールドカップ日本代表メンバー予想~その2~
~前回のあらすじ~
仮に、仮にですよ、仮にホントにですね、・・・いや、もうやめましょうこんな話は・・・
・・・仮に日本が4年後のロシアワールドカップに出場したとして、そのときの日本代表メンバーはどうなってしまうのか!?を予想しております。
その1ではブラジル大会選出メンバーの中から、次回も出場する10人を「W杯日本代表メンバーの法則」に則って決定いたしました。
2018年ロシアワールドカップ日本代表メンバー予想~その1~ - Vietnamびじねすりぽーと
果たして、他は!?
どんな法則があるのか!?
誰が選出されるのか!?
前回決定したブラジルーロシア連続選出は下記の10人です。
GK:川島、西川
CB:吉田
SB:内田 宏樹
DH:山口
OH:香川 清武
FW:柿谷 大迫
んでこれから13人の初選出選ぶわけですが、決めとかなきゃいけないのは、各ポジション何人選ばれるか、というところですね。
これはもう、監督とか協会の意向、戦術によるんですが。
ちなみに報道では次期日本代表監督はアギーレで決まりとのことです。
アギーレJAPAN。いいですね。
きっとヘルツォークの映画「アギーレ 神の怒り」が俄然脚光を浴びるでしょう。
サカ豚の中でアート系映画ブームが起きるかもしれませんね!
そしたらタルコフスキーやエリセ作品のDVDも再発されるかも!
楽しみ!
私ニワカなんでアギーレ監督の戦術とか知らないんですけど、まぁメキシコ代表のイメージが強いからメキシコっぽいんでしょうけど、ネット上の情報では典型的な4-4-2とのこと。
堅守速攻、全員攻撃、全員守備、ショートカウンターあたりがキーワードになってますね。まぁほとんどのチームが標榜してるワードですけどね。
なんで直近の次期代表は、各ポジションとも今回同様の人数比、且つ中盤はサイドよりの選手が増える感じになるのかなぁと。
長友1列上げるとかね。
GK:川島
CB:吉田 森重
SB:内田 高徳
CH:山口 本田
SH:長友 清武
CF:大迫 柿谷
みたいな。
そんでそこでアギーレは気づきます。
こいつら貧弱モヤシっ子だなって。
全然メキシコ人と違うじゃんって。
プレスの圧力全然ねぇじゃんって。
というわけで後ろの枚数増やして5バックの選択肢を取れるようにするでしょう。
なんで、この予想ではGK3人、本職CB5人、SBっぽいの4人、DHとか中盤っぽいの4人、二列目FWらへんのアタッカー7人、で選出したいと思います。
いや、単にCB多く選びたかったんで理屈つけただけです。
あと今後の日本サッカー界の展望ですが、「自分たちのサッカー」とか「攻め勝つ」とかの甘言は禁句となります。超現実路線、勝利至上主義的な方向に向かうというのが大方の予想でしょうし、私もそう思います。岡崎もブログで書いてますし。
高い位置からのプレス、素早いトランディション、ショートカウンター、必要なときにポゼッション、フィジカル、走れる選手、みたいな感じですかね。
という前提でもって、日本代表選出の法則を発動してしていきましょう。
まずは前回話の途中だった6年前五輪(ロンドン)戦士についてです。
あ、前回同様に五輪戦士という枠には予備登録の選手まで含みます。また選手データはWikipedia参照してるので、間違ってたらごめんなさい。
ブラジルからロシアの切符を手にしたロンドン戦士は8人中5人(香川含む)でした。
ロシア大会に出るロンドン戦士は9人の予定ですので、残りの4人を考えたいと思います。
そこで次の法則です。
法則9:6年前五輪戦士はFP各ポジションにいる
FPはフィールドプレーヤーの略です。
CB、SB、DH、OH、FWにそれぞれ必ず6年前五輪戦士がいるということですね。
ブラジルW杯でいうと、CBは吉田/森重/伊野波、SBは内田/長友、DH青山、OH本田、FW岡崎が6年前の北京組です。
ほら見事にバラけてる。
本田と岡崎って二人とも同じ2列目じゃんって言われちゃそれまでなんですけど、OHはゲームメーカー的な?FWはフィニッシャー的な?感じで?考えてます。
香川はどっちかって聞かれたら知りません。話の流れ的に都合がいい方にします。
南アフリカ組ではCB闘莉王/今野、SB駒野、DH阿部、OH松井、FW大久保が6年前のアテネ組でした。
松井と大久保って二人とも同(略
クラブでは役割全然違うからいいんです。
というわけでロシアW杯でもロンドン組が全ポジションにいるはずです。
現在のメンバーを見ると、SB宏樹、DH山口、OH清武/香川、FW柿谷/大迫となってます。
おやおやCBがいないですね。
というわけでロンドン組のCBが入ってくることが予想できます。
誰でしょうか?
普通に考えたら柏の鈴木大輔か鹿島の山村和也になると思います。
(一応)サイドもできる鈴木か、(一応)ボランチもできる山村か、かなり悩みます。特に鈴木は今大会選ばれても全然おかしくなかったと思います。・・・じゃあ山村で。
最近全く試合出てないから、移籍して覚醒する読み。
4年間は長いですし。
いや、2人とも予想に入れても良いのですけどね、なんか枠埋めまくってもつまんなくなりそうなんで山村だけで。
残すロンドン枠は3枠ですが、誰でしょうか。
そこで次の法則
法則10:天才は選ばれる
雑だ。すごく雑だ。
でも小野も柿谷も出たんですから、あながちおかしな話ではないんです。
だから宇佐美貴史は出るんです。
礒貝?生まれるのが早かった。
家長?実際、子ども時代も宇佐美の方がヤバかった。
前俊?諦めろ。
宇佐美はガチですので、ロシアに出ます。
さてロンドン枠は残り2枠ですが、これは無理が利く便利な枠ですので最後に取っておきましょう。
話変わって次の法則です。
法則11:CBお前誰だ枠
CBってのは体格や経験が非常に重要なポジションだと思います。
ボールタッチのセンスは少年期にほぼ決まってしまうらしいのですが、体格や経験を要求されるCBの中には少年時代ほぼ注目されずに、つまり年代別代表経験がほぼないのに、いきなり日本代表に選ばれる人材がいます。
フランスの秋田、日韓の森岡、ドイツの坪井、南アの岩政はそういった(もちろんJで大活躍してますが)お前誰だ枠です。
ワールドユースとかユニバーシアードとか思いっきり出てる人いるけどあまり気にしないほうがいい。
なのでロシアでも年代別経験の少ないCBが入るのではないかと、それは広島の塩谷司なのではないかと思うわけです。
2018年は30歳なので、初選出限界年齢(南ア中村憲剛の30歳)ギリギリセーフ。
というわけで塩谷INです。
あと考えてないのは2年前五輪に当たるリオ五輪組ですね。
2年前五輪戦士ですが、南アの時に本田など5人、ブラジルの時に大迫など7人いました。意外に結構な人数です。
ドイツのアテネ組は2人と少なかったですが、あれはシドニー及びシドニー崩れが大量にいたせいで、さすが黄金世代っていう話です。
北京組やロンドン組はそこまで人材豊富ではないので、ロシアW杯でもリオ戦士は5~7人くらいは選ばれるかと思います。
つっても、はっきり言って現時点でリオ五輪⇒ロシアW杯を予測するのは不可能に近いですが、まぁやってみましょう。
まず可能性の高いところでセレッソ大阪の南野拓実が挙げられるのではないでしょうか。実力ありますし、アディダス契約選手ですし、イケメンですし、スターシステムに乗っかることは目に見えてますので協会的にも外せないでしょう。
あと神戸の岩波拓也。あの若さでJ1チームの最終ラインを任されていることは驚異的ですし、高さ・速さ・技術のどれをとっても高いレベルにあると思います。
リオ組の中でも突出した実績を持つ彼ら2人は予想できるかと。
あ、あとここで次の法則
法則12:海外出まれがいる
W杯戦士には必ず海外生まれがいます。
フランスの呂比須、日韓/ドイツの三都主、南アの闘莉王がブラジルからの帰化人ですね。
あれブラジルW杯は?日本人だけじゃなかったっけ?ってなると思いますが、酒井高徳、彼、実はアメリカ生まれらしいです。そんで2歳から新潟に引っ越したらしいです。
だから「帰化」ではなくて「海外生まれ」がいる法則にしてます。
しかし、その高徳ですが、前回ご説明したとおり「最年少の法則」の影響でロシアW杯には出れません。
じゃあ誰が、ってことになりますが、リオ世代にいるんです。
新潟の鈴木武蔵。
ジャマイカのハーフで、出身こそ群馬ですが、出生地は父の母国ジャマイカです!完璧じゃまいか!
というわけで鈴木武蔵IN。
これで16人。
法則13:ワールドユース組はあんまりいない
どんどん雑になっていってる気がする。
2年に一度開催されるU-20ワールドカップ(旧ワールドユース)ですが、日本は3大会連続アジア予選で苦杯を嘗めております。残念。
そんでその予選、本大会メンバー入りした選手のうち、五輪に出て、あるいは候補に挙がって、2年後のW杯に出る、って選手は非常に少ないです。
U-20代表⇒U-23代表⇒日本代表っていう超絶エリートコースの話ですね。これ少ないです。
例えばアテネ年代=2001年U-20、2003年U-20組でドイツの切符を手に入れたのは駒野ただ一人です。
北京年代=2005/2007U-20組で北京⇒南アに選出されたのは2005の本田/森本、2007の内田のみ。
ロンドン年代では2009の権田/香川/(柿谷)、2011の高徳がそれぞれブラジルW杯戦士となっております。
柿谷はオリンピックの候補ですらありませんが、他は香川以外みんな予備とかではなく五輪本大会メンバーに選出されていますね。柿谷は歴史的に見ても例外です。
ロンドン世代の宏樹、清武、山口、大迫、斉藤あたりは、U-20時はまだ力不足で、その後急激に力をつけW杯選出に至ったということでしょう。
あの大迫でも選ばれないU-20やべぇ。アジア予選突破してたら本大会は選ばれてたでしょうけど。
要するに、2013年U-20ワールドカップアジア予選メンバー中、ロシアにいるのは多くて3人ってことですね。
<2013U-20 W杯アジア予選(U-19アジア選手権)メンバー>
GK:櫛引政敏 杉本大地 池村彰太
DF:松原健 遠藤航 奈良竜樹 岩波拓也 山中亮輔 植田直通 川口尚紀 佐藤和樹
MF 熊谷アンドリュー 野津田岳人 大島僚太 矢島慎也 橋本拳人 松本昌也 田鍋陵太 榊翔太
FW 久保裕也 渡大生 小野瀬康介 風間宏矢
現状選出組で該当するのは岩波のみなので、あと2人くらいは選ばれそうです。
ちょっと一回整理してみましょう。
すでに選ばれているのは
GK:川島、西川
CB:吉田 山村 塩谷 岩波
SB:内田 宏樹
DH:山口
OH:香川 清武
FW:柿谷 大迫 宇佐美 南野 武蔵
の16名です。
残り7名。
7人中ポジションの内訳はCB1人、左SB2人、DH3人、OH/FW0人。
あ、アタッカー勢〆切られた。工藤、川又入れられん。メディア期待の宮市も残念でした。
あと最初からですが、右SBもイッパイですね。米倉、川口OUT。
・・・やっぱW杯出れるって凄いことだわ。
五輪の内訳はロンドン残り2人、リオ残り3~4人、あれ?人数合わない・・・。
あ、五輪候補じゃない選手が足りてないですね。
3~5人くらいいる五輪無縁枠を選びましょう。
てか鹿島の心臓、柴崎岳!忘れてたわ。
柴崎が伸びないと日本の未来は危ういので柴崎INで。
そもそもなんでロンドンの予備登録にも入ってないのだろう?
金崎と喧嘩したから両成敗されたんかな?
あと左SBが誰もいないですね。
長友外しちゃったから今更戻すのもアレだし、太田宏介は2018に31歳だから年齢限界越えだし、比嘉さんはちょっと厳しいし、出来ればU-20に選ばれてない無名戦士がいいけど、そんな選手を俺が知ってるわけないし・・・
あ、一人いた。
なぜかU-20入っていない元青森山田の室屋成。
今は明治大学らしいので長友の後輩にあたるし、U-20出てないけどリオ候補にはなるだろうし、ちょうどいいですね!
現状どんな選手か全く知りませんが。
室屋成INです。
ところがここで新しい問題が。
日本代表には次の法則があります。
法則14:静岡勢が一番多い
サッカー王国静岡。
今でこそ関西や千葉の強さが際立っておりますが、伝統的に日本でサッカーと言えば静岡です。
実際歴代のW杯メンバーを見ても、静岡勢が圧倒的に多いことがわかります。
http://qoly.jp/2014/05/12/japan-national-team-birthplace?part=6
率はかなり下がってきてますが、ブラジル大会でも静岡勢は1位タイの人数(二人だけどな)となっております。
ところが今回の予想で室屋を選んだことで問題が起きました。
室屋、柿谷、南野の3人は大阪出身らしいです。
一方静岡は内田だけ。
つまり残りの5人中最低2人は静岡出身者の必要があります。
あともう大阪勢禁止。さよなら扇原。
とりあえずDH系の選手をあと二人、出来ればロンドン組とリオ組で、出来ればどっちか静岡出身で選びましょう。
だんだん条件が過酷になってきた。
そうなると、リオ世代の中心人物で、静岡出身で、既に実績もある、川崎フロンターレの大島僚太がぴったりですね。
フィジカル面はまだまだですが、風間監督の元これからも成長してくれるはずです。
大島僚太INです。
そうなると、いわゆる”潰し屋”が不足しています。柴崎、大島はゲームメーカータイプなので。
リオ世代の横浜FM喜田拓也、ロンドン世代の浦和レッズ山田直輝も捨てがたいですが、守備性能を考えて東京FC米本拓司を選出したいと思います。
もう怪我しないで!
あ、兵庫も香川岩波米本で3人になったので禁止。
さて、いよいよ残り3人。
ポジションはGK1人、CB1人、左SB1人。
五輪はロンドン1人、リオ2人。
2013年U-20予選組から選べるのは残り1人(大島選んじゃったので)
静岡勢最低1人。
じゃあ、まずU-20メンバーから1人選びましょう。
候補はGK櫛引、CB遠藤/奈良/植田、SB山中あたりですかね。
なんでこのメンバーで予選負けたんですかね?
今Jリーグ出てる奴ばっかじゃん。
一人選べって言われて、普通に考えたら櫛引ですけど、もうここは完全な好みで植田直通を選びます。
ポテンシャルというか伸びシロが半端ない感じがするので。既に山村ベンチに追いやって試合出てるしね。
そうなると、じゃあGKどうしよう。・・・ロンドン世代の安藤?うーん・・・。リオ世代の無名戦士?うーん・・・。
ということで市立船橋高校の志村滉で。
理由は去年の選手権を観て凄いと思ったから(小並感)。なんか動物的だしサイズもある。選手権では京都橘小屋松の前に散りましたが、才能は櫛引に劣らないでしょう。
2018年はまだ22歳ですが、楢崎もフランスW杯に22歳で行ってるから大丈夫大丈夫いけるいける。
まず柏に入って菅野から開幕スタメンを奪えばいける。
さあ最後は左SBです。
志村選ぶなら立正淞南⇒広島の高橋壮也でもいいんじゃないかと思いますが、残念、ラスト1枠は静岡出身でロンドン組の必要があります。
静岡出身で、ロンドン組で、左サイドバック、条件厳しすぎているかどうかもわかりません。
とりあえずロンドン組を片っ端から調べたところ、いました。
清水エスパルス、吉田豊。
静岡学園出身、1990年生まれのロンドン五輪予備登録メンバー、すでにJで150試合以上出場しており、今シーズンもほぼ先発出場中。
完璧すぎる凄いぜ吉田!
最後の一人はぁ、お前だぁぁああ!
というわけで23名全員が出揃いました。
栄えあるロシアW杯日本代表メンバーはこちらです。
年齢は2018年時のものですね。
平均27.4歳、うん、ちょうどいい。
三大会連続の内田と川島は立派なレジェンドですね。
4年後どうなっているやら楽しみです。
アジア枠減って日本が予選負けって可能性も十分あるので、出場権をとれるよう応援していきましょう。
あ、スタメンは
GK:西川
CB:塩谷 吉田 岩波
WB:内田 宏樹
DH:柴崎 蛍
OH:武蔵 宇佐美
CF:大迫
の3-5-2 or 3-6-1系で。
宏樹まさかの左へ再コンバート。
香川10番着て直前でレギュラー落ち予想。
戦術は固めて固めて大迫に当ててお願い宇佐美。
※最後に「W杯日本代表メンバーの法則」まとめ
法則1:35歳限界説
法則2:14年前五輪戦士枠1人
法則3:10年前五輪=連続
法則4:10年前五輪世代最上級学年は選ばれない
法則5:6年前五輪戦士は増えるけど割と入れ替わる
法則6:最年少は次回大会で落選する
法則7:五輪無縁組に連続出場者が出る
法則8:全ポジションに連続組と初選出組がいる
法則9:6年前五輪戦士はFP各ポジションにいる
法則10:天才は選ばれる
法則11:CBお前誰だ枠
法則12:海外出まれがいる
法則13:ワールドユース組はあんまりいない
法則14:静岡勢が一番多い