Vietnamびじねすりぽーと

ベトナムで生活する若者が綴る、安定的に肉を手に入れるまで。

ボクシング階級の覚え方

メイウェザー対パッキャオの試合を見てて

女「この人たちってタイソンより強いのぉ??」

俺「んなわけねぇだろ。タイソンはヘビー級だぜ!」

女「そぉなんだぁ。この人たち何級なのぉ??」

俺「テロップチラッ)・・ウェルター級だぜ!!」

女「じゃあ亀田はぁ??」

俺「もっと軽いし、こいつらの方が強いに決まってるだろ!」

女「じゃあゴロフキンはぁ?ロマゴンはぁ?何級なのぉ??」

俺「・・・エ?ア?・・・ウワァァー!!!(ボクニチシキガアルバレス」

 

みたいなことってありますよね。

ボクシングの階級ってほんっとわかりづらい。

なんで17階級もあるんでしょうか。

しかし文句を言っても始まりません。

紳士たるもの全て言えてしかるべき。 

今日はその覚え方を考えていきましょう。

 

とりあえず階級一覧をどうぞ。

 

1 ミニマム級 Mm 105ポンド(47.62キロ)以下
2 ライト・フライ級 L.F 105ポンド超え108ポンド(48.97キロ)まで
3 フライ級 F 108ポンド超え112ポンド(50.80キロ)まで
4 スーパー・フライ級 S.F 112ポンド超え115ポンド(52.16キロ)まで
5 バンタム級 B 115ポンド超え118ポンド(53.52キロ)まで
6 スーパー・バンタム級 S.B 118ポンド超え122ポンド(55.34キロ)まで
7 フェザー級 Fe 122ポンド超え126ポンド(57.15キロ)まで
8 スーパー・フェザー級 S.Fe 126ポンド超え130ポンド(58.97キロ)まで
9 ライト級 L 130ポンド超え135ポンド(61.23キロ)まで
10 スーパー・ライト級 S.L 135ポンド超え140ポンド(63.50キロ)まで
11 ウエルター級 W 140ポンド超え147ポンド(66.68キロ)まで
12 スーパー・ウエルター級 S.W 147ポンド超え154ポンド(69.85キロ)まで
13 ミドル級 M 154ポンド超え160ポンド(72.57キロ)まで
14 スーパー・ミドル級 S.M 160ポンド超え168ポンド(76.20キロ)まで
15 ライト・ヘビー級 L.H 168ポンド超え175ポンド(79.38キロ)まで
16 クルーザー級 C 175ポンド超え200ポンド(90.72キロ)まで
17 ヘビー級 H 200ポンド超え無制限


これを見てわかることは、スーパーやらライトやらが頭についているものが多いってことですね。

こういう階級は、例えばスーパーフェザー級だったら一個上の階級から名前をとって「ジュニアライト級」とか言ってたんですが、

「ジュニアライト級」がライト級の落ちこぼれ臭を出すのに対して

「スーパーフェザー級」はフェザー級を超えし者感が出るので、

ほとんど”ジュニア”や”ライト”より”スーパー”を使ってんじゃないかと。

 

ただ旧制階級のミドルとヘビーの間にかなりのウェイト差があったため、スーパーミドルもライトヘビーも同時に存在します。

また「スーパーミニマム」って言っちゃうとミニマムよりミニマムに感じてしまうため、「ライトフライ」の名称が使われてます。

 

だからそのあたりを省けば、真に覚えるべきものは表の黒字部分、つまり

ミニマム、フライ、バンタム、フェザー、ライト、ウエルター、ミドル、ヘビー

だけだということですね。

あぁ分かりやすい。

クルーザー?なにそれ?

 

この8階級さえ覚えておけば、それにスーパーとかライトとか付けて17階級になるってことです。

というわけで、8階級の覚え方を考えていきましょう。

 

よくあるのが、意味で覚えるってやり方ですね。

一応説明すると

ミニマム:一番ちっこい。

フライ:蠅。飛行でもなければ揚げ物でもない。

バンタム:チャボ。鶏の一種。闘鶏で使うシャモとは違うし仲井戸麗市も関係ない。

フェザー:羽毛。

ライト:軽い。

ウエルター:ゴロゴロ、うねうねする。意味不明。

ミドル:真ん中

ヘビー:重い

ですね。

 

しかし意味で覚えるのは前途多難。

・鶏より、羽毛が重い。

・軽いというほど、軽くない。

・全然、真ん中じゃない。

・ウェルターの意味の、意味がわからない。

などの理由で納得がいきません。

 

意味を考えるのはやめましょう。

それでは頭文字でいくのはどうでしょうか。

すいきんちかもくどってんかいめー方式ですね。

・・・かいめー?・・・めーかい??

 

上から文字を拾っていきましょう。

 

ミフバフラウミヘ

 

ちょっとなんだかわかんないですね。

音的に弱そうですし。

逆にしても

ヘミウラフバフミ

で三浦雅文君への斬新な悪口っぽいですけど、斬新過ぎて覚えられません。

 

そもそも一文字だけだとフェザーなのかフライなのか、ライトなのかライトフライなのか迷ってしまいそうです。

 

そこで頭2文字でやってみると

ミニフラバンフェライウエミドヘビ

 

やはりよく分からない。

しかしここで素晴らしい文字列が現れましたね。

無論、”フェラ”です。

あとヘビ。

 

これは一般論ですが、

自分の名前は良く聞こえたり(カクテルパーティ効果)、

性的な言葉には良く反応出来たり(出典不明?)します。

あ、つまり三浦雅文君は、もう覚えちゃったってことですね。

 

性的な言葉に関しては、

ドイツびくびくベルサイユ条約(1919年)

よりも

ドイツ!イクイクッ!ベルサイユ!

 

15夜に起きてしまった本能寺(1582年)

よりも

信長のイチゴパンツ

 

の方が、断っ然覚えやすいことからも間違いありません。

 

この文字列”フェラ”は神の恵みです。

これを使って覚えやすい文章を作りましょう。

 

前半のミニフラバンですが、

ミニはまぁ日本語で通じるのでOKでしょう。

フラバンはプラ板遊びを真っ先に思い出したのですが、世代がバレてしまうと困るので、万人に配慮して”フライパン”にしましょう。

これで

”ミニ””フライパン””フェラ”ウエミドヘビ

となります。

 

ウエミドヘビですが、

ヘビはそのまま蛇でいいでしょう。

ウエは上にしちゃいましょう。

ミドをミドリにすると”上緑蛇”という、いそうな蛇になるんですが、いないです。

ミドルを見とるにすると”上見とるヘビ”となり、なんか語感良し。

そっちを採用しましょう。

 

というわけで私の階級語呂合わせは決定です。

 

”ミニフライパンフェラ、上見とるヘビ”

 

いいですね。

ミニフライパンフェラという謎の性技が奥深い。

きっとフライパンの柄に模して手首を返したりするんでしょうね。

痛そう。

それを下から眺めるヘビ。

痛そうだなぁって。

 

いやぁ深いなぁ。

朝顔や つるべ取られて もらい水

を思い出しますね。

 

下ネタ嫌いでサッカーと上緑蛇が好きなら、

ミニフライパン フェライニ 上緑蛇

でもいいですし、

動物好きなら、

ミニフライ パンダ フェライト 海蛇

でもいいですし、

三浦雅文君なら

屁三浦フバ文でいいでしょう。

 

どうしてもクルーザーを覚えたい奇特な方は

ミニマムフライングパンダ!フェルト植えるの見ると来るヘビ

とかでいいんじゃない。

 

みなさんも工夫して17階級をキチンと言えるようにしましょう!

ロマゴンの階級?

・・・軽いぜ!(オレノココロガリゴンドー

 

 

 

 

 

 

男子バスケ リオ五輪予選が始まるよ

バスケット協会のグダグダも収まったみたいですね。

形の上では。

 

とりあえずFIBAからの制裁は解除とのことで、

リオ五輪予選への出場は可能となりました。

 

ついでに男子アジア予選の組み合わせが発表されました。

これを突破すれば、リオ五輪に出れるということですね!

ちなみに日本の世界ランキングは47位。

アジアでは中国(14)イラン(17)韓国(28)ヨルダン(29)フィリピン(31)レバノン(34)台湾(44)に次ぐ8位です。

FIBA bwin World Ranking, men - FIBA.com

 

イランとヨルダンが意外な感じ。

 

まぁ8位なら運が良ければイケるんじゃね!?

と思ったあなた。

それはサッカー脳。

 

なんとオリンピック男子バスケット、

アジアの固定枠は、

1つです。

 

ぴぎゃー。

 

この大会、優勝国のみがオリンピック出場権獲得です。

そんで2位と3位が最終予選に回ります。

 

この最終予選は世界単位で行われる、一種の大会と呼んで差し支えない規模のものでして、

4年前の日本女子はこの最終予選、しかも最終戦で涙を呑んでおります。

くわしくわうぃきぺでぃあで

ロンドンオリンピック (2012年) バスケットボール世界最終予選 - Wikipedia

 

なんでこんな枠が少ないかっていうと、

単純にアジアは弱いからですね。

当時最強の中国がロンドン本戦では5戦全敗でしたから。

地域格差はサッカーの比じゃない。

 

今回のアジア大会、日本女子は優勝してくれると信じています。

3割くらい。

しかし男子は限りなく難しい戦いとなるでしょう。

サッカーで言えば南米予選に日本が突っ込んでいくくらいの感覚、

よりヤバい。

しかし無理じゃない。

 

元来、競技人口の多い日本バスケ。

そのレベルや人気を上げるためには、特定の人の「やるスポ」から不特定多数の「観るスポ」に変えなきゃいかん。

そんためには東京五輪で激烈な感動を日本中に届けんといかん。

そんためにはまだ全然チカラが足らんけん、こっから「俺たちのバスケ」を確立して闘える集団にならんといかん。

逆算していくと、日本の男子バスケは”いつやるの?今でしょ!”状態だと本当に思ってます。

協会も生まれ変わった、プロ組織も統一された、5年後に東京五輪が行われる、2人目のNBA候補が現れ始めた、今しかない。

東京五輪開催国枠があることが前提ですけどね(他力)

 

 というわけで、いかにしてこのアジア大会を戦うか考えてみましょう。

まずこの大会のレギュレーション分かりづらい。

そこで前回の予選の情報です。

第26回FIBA ASIA男子バスケットボール選手権大会 兼 2012年ロンドンオリンピックアジア地区予選|財団法人日本バスケットボール協会

簡単に説明すると、

①各グループ総当たりで上位3チームが2次ラウンドへ

②隣のグループの上位3チームと対戦して①の結果と合わせ上位4チームがファイナルラウンドへ

③トーナメントで順位決め

です。

 

じゃあ今回、順当に行けばどうなるか。

グループAはイラン、日本、マレーシアの順で突破でしょう。

南アジアの枠決まってないし。

グループBはフィリピン、クウェート、パレスチナ

グループCは中国、韓国、ヨルダン

シンガポール可哀そう。

グループDはレバノン、台湾、カタール

みたいな順だと思います。

 

次に2次ラウンドですが、

AとBの上位3チームずつ、計6チームでグループEを形成します。

イラン、日本、マレーシア、フィリピン、クウェート、パレスチナ

ですね。

ここで日本はフィリピン、クウェート、パレスチナと対戦します。

順当に行けば、

イラン、フィリピン、日本、クウェートの順で突破ですね。

 

同様にグループFは、

中国、韓国、ヨルダン、レバノンが突破するとします。

 

んでファイナルラウンドの組み合わせはというと

韓国vs日本

レバノンvsイラン

フィリピンvsヨルダン

クウェートvs中国

となります。

 

4年前同様、準々決勝で韓国戦です。

そして前回はそこで望みを絶たれました。

韓国、イラン、中国を撃破すると、リオデジャネイロでレブロンにボコボコにされる権利を半ば手中に収めるわけですね。

先は長いぜ。

 

ちなみにここまでは14年ワールドカップ後の世界ランク基準で話を進めているので、実際の今の実力は勘案に入れておりません。

14年ワールドカップ予選はイラン、フィリピン、韓国、台湾の順位で、次に中国でしたし。

 

まぁ

①ファイナルラウンドに進出する可能性は8位の割に高い

②ファイナルラウンドは中国、韓国、あるいは台湾など東アジア勢との戦いになる可能性が高い

ということは言えるでしょう。

 

というわけで結論としては、日本スポーツ恒例のヤツになるわけですな。

韓国に勝つんだ!

 

てか、こっからずっと合宿してるんですね代表。

平成27年度日本代表 男子日本代表 スケジュール | 公益財団法人日本バスケットボール協会

すごいな。

がんばりすぎ。

がんばれ。

心から応援します。

 

バンド名が思い出せない

なんか聴いたことあるんだよなぁ、この音。

いい感じな気がするんだけど、なんだっけ。

バンド名が思い出せない。

 

いや、ロックは進化しましたよね。

10年代のロックはバランスというか完成度というか、

とにかく素晴らしいですよね。

 

絶妙にへヴィなんですよ。

90年代後半みたいに塊みたいなへヴィ―な音じゃないぜ。

あんなギターが何音下げだ、何回音を重ねたみたいなへヴィネスなんか犬も食わねぇ。

 

絶妙なギターの鳴りがするんですよ。

馬鹿の一つ覚えみたいな平板な音じゃないぜ。

スリントが、ソニックユースが、教えてくれた弦一本一本の響き。

”へヴィなリフ”と”繊細な鳴り”が曲の中で共存するんだよ。

 

リズムも絶妙なんですよ。

切って貼っての昔のストロークスはオーバープロデュースだぜ。

Toolはやりすぎだけど、リズムパターンにも創造性が必要だぜ。

ときにミニマムに、ときにトライバルに、ときに疾走感を持って、

リズムを使い分けるんだ。

 

ベースも絶妙なんですよ。

重要なのは音のバランスさ。

他の音と区別をしっかり、はっきりと聞こえること!

創造性のあるライン、アンサンブルできめるラインを峻別すること!

プライマスみたいなことはしないぜ!

 

歌も絶妙。

音程はキチンと。声量もキチンと。

シャウト成分もバランスよく分配!

そしてほんのりと個性だ!

 

そして絶妙に”シンプル”なのがロックなんだぜ!

 

出来た!これがロックだ


Arctic Monkeys - Do I Wanna Know? (Official Video ...

もいっちょ!これがロックだ


Queens of the Stone Age - My God Is The Sun ...

どや!これもロックだ


The Strokes - All The Time - YouTube

 

 

う~ん。

絶妙だわ。

・・・。

なーんか似てるんだよなー。

 

昔はみんなが「これいけるやん」って形式でやりたいことやってた。

取りあえず同じパッケージに組み込まれたりね。

グランジなんか最たるもんで。

グランジバンドって、”ボーカル素敵☆”以外に共通点ないよね。

 

パールジャムは暗いエアロスミスだし、

サウンドガーデンは声高いメタリカだし、

アリスインチェインズは才能のあるモトリークルーなんですよ。

括りは一緒でも、元も先も全然違った。

 

でも今はなんだか、

違うフォーマットから同じもの目指してる感じ。

スタートは違っても、最終地点は同じもの見てる気が。

うーん。

煮詰まったか。

 

どうしたん、Wilcoになりたいん?

Radioheadになりたかったんじゃないん?

 

ギターの鳴りを追及するポストロック全盛時代、

ソニックユースがアルバム出して、

「あ、BadMoonRisingでもうやってたんだ・・・」

ってみんなが思ったように、

誰か大御所がやってくれりゃいいんだよね。

 

なんかそんな奴ら、いた気がするんだよなぁ。

絶妙な、こんな音。

誰だっけ。

バンド名が思い出せない。

たぶん、そんなのいないんだろうな。

いないんなら、もっとビビッドに響くはずなのに。

 

最近の若者は真面目で成熟しすぎてる。

”大人”になるのが速すぎる。

情報化社会ってやつか。

BonJoviを見習えよ。

 

俺たちの音楽はダサいけど、これからロック聴こうってキッズのために、俺たちみたいなのが必要なんだ。あとから「昔、ボンジョビなんか聴いてたんだぜ。ダセェよな」って言われることを誇りに思うよ。

 

みたいなことを言ってた気がするぜ。

言ってなかったかもしれないけど。

 

今はどうなってるんだろう。

 

おい、そこのガキんちょ。

お前、今、どんなロック聴いてる?