Vietnamびじねすりぽーと

ベトナムで生活する若者が綴る、安定的に肉を手に入れるまで。

ブラジル惨敗の原因を考察する

2014ブラジルワールドカップ準決勝

ドイツ 7-1 ブラジル

ブラジル崩壊…ドイツが7-1の歴史的大勝で3大会ぶり決勝へ | ゲキサカ[講談社]

 

信じられない試合でした。

ホームの王国ブラジルが、為す術もなく虐殺されてました。

いったい何が起きたというのでしょうか?

あまりに衝撃的な結果の為、優れたサッカー評論家の方々も昨日の今日では原因を分析しきれていないように感じます。

ですので当然、私風情には何が起こったか把握できるわけもありません。

しかし私なりにブラジルの敗因、この虐殺劇の動機というものを考えてみました。

 

私が考えた原因は以下です。

 

ドイツが12人いた

数えたわけではありませんが、明らかにフィールド上にドイツ人が12人いました。

もしかしたら13人かもしれません。

そうでもしないと、ブラジルのビルドアップ時にパスコースが見当たらないという現象の説明が付きません。

1~2人多ければさすがのブラジルも簡単にボールを繋ぐことはできませんし、ディフェンスでも全員をマークことが出来ないため、ドイツ人は簡単にフリーになることができます。

実際それでノーマークを作られ何失点も喫しました。

 

上空に風が吹き荒れていた

計測したわけではありませんが、明らかに地上から10m付近より上で風が吹き荒れていました。

そうでなければブラジルのロングボールがドイツDFに飛んでいく説明が付きません。

ダビドルイスは坪井じゃないんですから、ボールくらい普通に蹴れます。

コロンビア戦のFK見たでしょ?

あのコースに無回転で蹴れる人間が、フレッジぐらいデカい的に当てられないわけがありません。

そうなると(磁石でなければ)風しか考えられません。

 

フレッジとフンメルスがベルトで繋がれていた

フレッジは古典的ともいえる、フィジカルを前面に押し出したパワフルなセンターフォワードです。

かつてのアドリアーノほどとは言いませんが、必要とあらばDFを薙ぎ倒して前進する力強さを持っています。

一方、フンメルスは非常に現代的なセンターバックで、スピードに関してトップレベルとは言い難いですが(ペペとかチアゴシウバと比較すればね)、高さ強さのみならず、抜群の状況判断能力と優れた足元のテクニックが特徴です。

と考えれば、当然押し合いへし合い場所取り合戦はフレッジ有利です。

にも関わらず、ロングボールに対してフレッジはポジションキープ出来ず、まるで交尾をしているかのようにフンメルスと戯れていました。

試合中に交尾をするなど現代サッカーの常識では考えられないので(ましてやW杯の準決勝で!)、二人は見えないベルトで繋がれていたと考えるのが自然でしょう。

ロープかもしれませんが。

 

ペナルティエリア手前に強力な磁場が発生していた

いわゆるバイタルエリアに強力な磁場が発生しており、優れた動物的本能を持つブラジルの選手は無意識的にそのエリアを回避していました。

グスタボとフェルナンジーニョは磁場から離れようとフラフラしていましたし、ダンテは磁場に侵入してきたドイツ人へのアプローチを躊躇いました。

マルセロも磁場に走りこむドイツ人の姿をただただ見送るばかりで、ダビドルイスに至っては磁場から離れる為に前線へ旅立ち、帰ってくることはありませんでした。

一方ドイツ人は第二次世界大戦の反省からか「本能的であること」を徹底して抑え込まれて育っていますので、磁場がどうこうとかあまり関係なく普通にプレーしていました。

これは割に本能的なシュバイニーや、歴史的文脈を異にするエジルが意外と目立てなかったことからも証明できるかと思います。

 

ケディラが無線を使ってポジショニングの指示を受けていた

このゲームのケディラは非常に、半端なく効いていたように思います。

運動量に関しては元々折り紙つきなのですが、それ以上に攻守のポジショニングや状況判断が抜群でした。

ブラジルのカウンターに対して一人目で寄せて、あるいはパスコースを切って遅らせたり、割とフリーに動く味方に合わせてバランスを取ったり、かと思えばスペースに飛び出して点を獲ったり、もう前からケディラ、後ろからケディラでした。

ダービッツ?いいえケディラです。

しかしレアル通の人に言わせると「あれ・・・誰?」らしく、普段からそこまでのプレーをしているわけではないことが窺えます。

これはもう無線でポジショニングの指示を受けていたと考えるのが妥当でしょう。

俯瞰視点からの的確な指示なくして、あそこまで効いているプレーは難しいでしょう。そんなこと出来てたらもっとクラブで試合でてます。

耳に無線機は確認できませんでしたので、骨伝導タイプかもしれません。

 

クロースにサッカーの神が舞い降りた

クロースは天才です。

かのダイスラー以来、唯一の天才ドイツ人プレーヤーと言っても過言ではないと思います。

エジルもゲッツェもロイスもドラクスラーも優れた才能の持ち主ですが、クロースだけは本当にヤバいと常々思っていました。

でも昨日の試合はちょっと度が過ぎてました。

天才とかではなく、神ってました。

クロースがボールを持つとき、あれほど吹き荒れていた上空の風も止み、敵はそのオーラに当てられて無力感で立ちつくすしかありませんでした。

これはもう人間の才能どうこうの問題ではありません。

神ってます。

ちょうど先日ディステファノ氏がお亡くなりになりましたが、私が思うに、彼の魂が天界に旅立つその前に、この優れた才を持つ後輩に乗り移ったのでしょう。

「後輩」・・・そうですね、つまりクロースはレアルに移籍するということでしょうね。

 

判断できないよう脳の機能を低下させる薬剤を投与されていた

以前、マラドーナが睡眠薬入りのドリンクをブラジルの選手に飲ませておりましたが、今回も同様に判断力を低下させる薬を盛られたのではないでしょうか。

だから2点差がついたくらいで、あと70分で2点取り返せばいいだけなのに、ブラジルの心がヘシ折れたのではないでしょうか。

それに、普通に考えれば、相手が12人いたり、ベルトでDFに固定されたりしたら小学生でも気が付きます。

それを気づかないということは、やはり何らかの薬剤を混入されたと考えるのが一番自然です。

 

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以上が私の分析です。

多少突飛な部分はありますが、そうでも考えないと腑に落ちないほど衝撃的な結果だったかと思います。

 

きっとこれから、より現実的な、戦術的な分析が出てくるかと思いますので、それを楽しみにしております。