Vietnamびじねすりぽーと

ベトナムで生活する若者が綴る、安定的に肉を手に入れるまで。

2016Jリーグ 個人昇格の注目選手

やべぇ気がついたらJリーグがはじまっとる。

早いな。選手のみなさん、ちゃんと休んでる?

今年の移籍市場はスペクタクルだったので、おそらく移籍市場しかスペクタクルじゃなったってチームがいくつかでてきますが、その移籍選手の中でJ2のチームからJ1チームに移籍した、いわゆる個人昇格の面々をご紹介しましょう。

 

宮吉拓実 京都→広島

おぉ遂にこの時が。”なんだか愛せないクラブ”上位常連の京都。その数少ないクラブ愛の象徴、宮吉拓実が個人昇格です。京都京都つっても福井出身だけどね。同期の宇佐美や柴崎が白日のもとに晒された今、プラチナ世代最後の都市伝説といっていいでしょう。
プロ入り当初は「新弟子検査でも受けるの?」ってくらい頭盛っており、無駄に濃い端正な顔立ちと相俟って異様な風体でしたね。めっちゃ上手いけど使いどころがよくわからないという、ある意味柿谷系。裏抜けからのトラップは大好きらしく、マジで柿谷みたいなエグいタッチを見せます。早く出場してほしい。
 
駒井善成 京都→浦和
京都ユース個人昇格その②。カウントされることは少ないがプラチナ世代の一人。宮吉とは違い小学校4年から京都サンガで過ごす生粋のサンガリアン。血は紫色。まじかよキモっ。そんな選手すら移籍する京都。レッズに行けば血が赤くなるって聞いたんで。
小学生時代から京都中に名が知れ渡ってたらしく、宇佐美に「衝撃を受けた。勝っていけるのかと思った」という謎の日本語で褒められる。しかし宇佐美は小学校卒業時に「京都に俺より上手いヤツはおらんけど大阪ならおるかもしれん」という理由でガンバJYに決めており、勝っていけたらしい。まぁ相手が悪い。
左右どっちからでも仕掛けられる上、中央でも2人の間をぶち抜いたりするため使いどころは多い。走るし。関根とターンオーバーすればACLでも戦える!
 
原川力 京都→川崎
京都ユース個人昇格その③。速水いまいちがビタミンウォーター飲んだ0.1秒後くらいの顔してる。名前と違って全然リキ入ってない。なんていうか、「すごく上手いんだけどねぇ・・・」っていう、なんか説明しづらいビルドアッパーのイメージ。例えるなら山本真希。おいおい革命についていけるのか?穿った見方になるけど、個人的には風間宏希を来年呼び戻すための布石だと思ってる。
オリンピック予選ではスーパーミドルを決めて時の人となったが、サンガファン曰く「練習も含めて、初めて見た」らしい。そんな選手が移籍する京都。久保と中学から一緒で仲がいいからってバーター扱いするの辞めましょう。
 
伊藤優汰 京都→新潟
京都ユース個人昇格その④。④てお前。未曽有だろ。京都は一説によると、14年に在籍した比嘉さんのレンタルバックにより昨季はチームの雰囲気が崩壊したとのこと。比嘉さんすごい。利き足がないのに。今年、個人降格(横浜M→千葉)したけど。こういう状況を見ると早めにサンガを捨てた久保や奥川の判断は正しかったんだなぁと感じる。こうなったら高橋祐治推ししてサンギャル媚び路線で行くしかねぇな!やっぱこのクラブ愛せねぇ!
ちなみに伊藤選手、早速活躍しててウケる。
 
三竿健斗 東京V→鹿島
今年は京都の歳末セール攻勢に道を譲っているが、ユーススター安売りの元祖言えば東京Vですね。昨シーズン高卒即レギュラー&現在のU-23にもメンバー入りしているという期待の大器を売却。そんなに金がないのか、もしくは完全にその方向にシフトしたのか。ってか元は取れているのだろうか。ヴェルディユースというと「人格を生贄に小手先の技術を召喚だ!」ってイメージで、そんな破綻した都会っ子が鹿島みたいな僻地でやっていけるのか不安。と思ってたら末っ子臭全開の明るくていい子らしい。小笠原を筆頭に柴崎、植田と「背中で語る」系の多い鹿島で、良い潤滑油になってほしい。比嘉さんのように。
 
大塚翔平 北九州→川崎 
”ファンタスティックフォー”って覚えてます?2007年U-17W杯の中盤張ってた四人(柿谷・山田直・水沼Jr・岡本知)の通称ですね。そのときのツートップの通称が”ダブルトラブル”。って呼ばれてた気がする。それが大塚翔平と端戸仁ですね。だっだっだぶるとらぶる!??まさか水沼がここまでの選手になるとはね!!
若いころから将来を嘱望されていたんだけど、クラブの一個下に宇佐美がいるわ年代別代表行ったら柿谷がいるわで目立てなかったイメージ。ウェェ~イwwって返事しそうな顔のわりにすごく器用だったイメージがある。
 
田中雄大 水戸→神戸
乾らと共に2005選手権を制覇した野洲の左サイドバック。”あのゴール”の起点としてボール奪取し、乾にサイドチェンジ蹴った人。シーズン中から、「あ、やべえ。雄大来年いねーわ」って水戸ファンに思われてたらしい。相馬の牙城を崩せるか、普通に無理だろうけど、期待。ってか神戸ってDF陣の運動能力がヤバいな。
 
楠神順平 C大阪→鳥栖
 乾らと共に2005選手権を制覇した野洲のドリブラー。実は”あのゴール”に関わってない。契約満了後、移籍発表が年明けになったので不安だった。右に行くと見せかけて右足アウトサイドで反転し左をぶち抜く、”楠神トルネード”を筆頭に”平原式セクシーヒール””無様なシュート”など数々の妙義でDFを困惑させる。別に得点にはあまり関係ない。でも実は「初ゴールの試合でハットトリック」というレアな記録の持ち主。理想としてはJ2ボトムスに行って比嘉さんあたりを蹂躙してほしかったけれどなんか昇格しちゃった。ドリブルはビビるくらい天衣無縫だがキックはビビるくらいヒョロい。あと全く鳥栖にいるイメージが沸かない。
  
中村太亮 千葉→磐田
大セール中の京都ユース出身。そうなんや、知らんかった。いろいろあって千葉で覚醒。左サイドをかけるスピード、切れ味鋭いクロスは往年の村井慎二を彷彿とさせる。千葉ファンは自動昇格絶望になったあたりで「あ、来年こいついねぇな」って思ってたらしい。そして先輩村井慎二の遺志を継ぎ磐田へ移籍。怪我とかそういう遺志は絶対継がないでほしい。ちなみに開幕スタメンとったでー。
 
水野晃樹 千葉→仙台
千葉で頭角をあらわし、セルティック移籍以降はジャーニーマンとなり、千葉に再び戻ったものの、今度は仙台。85世代はどうしてこうなったのか。せっかく昨季の昇格プレーオフで北斗が魂の一撃を叩きこみましたので、これを期に全員覚醒してほしいですね。出世頭が伊野波ってのは、ちょっと悔しいでしょう。
 
森本貴幸 千葉→川崎
元怪物が10年ぶり?にJ1の舞台に帰ってきました。冷静に考えて15歳でJデビューは恐ろしいや。
てか川崎、この森本と先述の原川、大塚、更には狩野健太、順大の長谷川竜也が入団するというレボリューションかましてますね。技術の洪水やでぇ。アジアでフロンターレしかできない練習とかありそう。
  
金井貢史 千葉→横浜FM
最早千葉は何がしたいのかわかりませんが、いや、まぁチームをスクラップアンドビルトしたいんですよね、まぁ比嘉さんが来ることでチームの雰囲気は劇的に改善するでしょう。監督続投の意味はわかりません。
Cロナ、ネイマール、テベスなどと同じ2/5生まれ。え?って思われそうですが、言われてみれば事故の虚偽報告したり無免許運転するなど、モラルはワールドクラス。
 
今季こそtoto一等とるぞー。