日本代表ウルグアイ戦ベネズエラ戦感想
ウルグアイ戦とかベネズエラ戦見ました。
現在の状況確認というよりはアギーレ色を出して対応力を見てる感じでしたね。
監督初陣としてはオシムのときくらい面白かったです。試合自体はちょっとアレでしたけどウルグアイ戦も面白かったです。
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といわけで選手の感想。
▽GK
川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
あのクソキャッチミス以外は全部良かったのではないでしょうか。
あのクソキャッチミス以外は。あ、クソフィードがありましたね。それ以外は。
西川周作(浦和)
出番なし。縦ポンやるなら西川のフィード見たかった。
林彰洋(鳥栖)
出番なし。PKきっかけで出しちゃえば良かったのに。
▽DF
水本裕貴(広島)
ほら言わんこっちゃない!扇原ならいざ知らず、29歳でクソパスミスからのクソタックルはないわ。あと足元も不安。
でも1対1のシーンの安心感はさすがでした。ベネズエラ人が仕掛けるのやめるって、相当だと思いますよ。
次はないかなぁ。純粋なストッパータイプってことは山下とか呼ばれるのかな。もう植田呼んじゃいなよ。
長友佑都(インテル)
運動量や局面の迫力は圧巻。ただ左サイド抉った後のアイデア不足というか、何したいかわかんない。全員抜いちゃえよ。柿谷と仲悪そうに見える。
クラブだったら放り込めばいいけど、日本代表だとなぁって感じなんかな。
まぁ右サイド見る限り他の候補から頭3つぐらい抜けているので、今後しばらく不動のレギュラーでしょう。
森重真人(F東京)
意外なアンカー起用。CBらしく引っ張りだされないのはいいんだけど、要は運動量ないってことだから、結果として森重の両脇狙われ過ぎ。
あとボール受けるポジションが不安。たまにボールと相手の直線上にいたりする。
基本技術の高さはしっかり見せつつ、息をするようにクソパスかまして大ピンチは相変わらず。
戦術上最重要な位置且つCBが相変わらず不安定なので、アンカーは他の選手にトライしつつもモリゲは長く選出され続けると思います。
吉田麻也(サウサンプトン)
個人としては安定してたと思うけど、まぁ隣に坂井がいたからだけど、ディフェンスリーダーとして構築するというか、ミドル撃たれまくった時に指示出して修正するのも仕事と思います。その意味ではイマイチ。トゥーさんを見習おう。攻め上がりの部分ではなくて。
今後もまず選出され続けるでしょう。
酒井宏樹(ハノーファー)
クソクリアで印象最悪。ウルグアイの血が流れているとしか思えないナイス折り返しでした。
基本的には、あの内田が文句たれるほど退屈な日本の右サイドをしっかりこなしました。皆川がいる間に高速クロスでも蹴り込めば印象を違ったんだけどね。高徳と比べるとディフェンスしっかりしてたんだろうなって気もします。
他の選手にチャンスが与えられる可能性ありでしょう。米倉やな。
坂井達弥(鳥栖)
致命的なミスから失点。そもそも何故あそこで酒井ゴのパスを坂井が受ける状況になったんだろう?キックはわりと上手い気がしなくもなかった。
しばらくは代表入りは難しいと思うけど左利きCBという稀有な存在なので、鳥栖での今後の成長に期待というかレギュラー取ろうぜ!
代わりは左足でもシュート決めれるからたぶん行けるぜ塩谷。
酒井高徳(シュツットガルト)
無難っちゃ無難だけど、周りが「何したいんだコイツ?」って戸惑うのとクロスの低すぎる期待感は相変わらずでした。足は速いし、ラストのゴートクスペシャルで相手を切り裂いたのも凄いんですが、一切ゴールに繋がる気がしませんでした。
あとミドル撃たれまくってるとき何の対処もしないのが気になりました。
次怪しいけど、両SB可なのでまぁ選ばれるか。同じマルチSBっぽいの安田の出番か。
ブラジル戦でマルセロvs吉田豊になったらめっちゃ笑う。
松原健(新潟)
出番なし。あの酒井ゴと酒井ゴの出来で出れないのだから、まだまだ実力差はデカいってことでしょう。プラチナ世代の印象が強いですが93年早生まれのリオ五輪世代なので「お前らも見てるぞ」っていうメッセージを伝えたかったのでしょう。
次は厳しいけど今後のクラブでの活躍に期待。多分次は内田呼ばれるからそもそも枠ないし。
▽MF
長谷部誠(フランクフルト)
怪我で帰宅。心とかいいから、まず体を整えるべき。
次も呼んでみてって感じでしょうね。
細貝萌(ヘルタ・ベルリン)
今回の役割が苦手なのか、出場時間貰ったわりに終始低調な印象でした。前への推進力もバイタルのケアも半端だった印象。思い切って飛び出したはいいけど何すればいいかわかんなくなったりね。対人守備では圧力あったけど、そこからショートカウンターの一本でも出てれば印象違ったでしょうね。
次は一回お休みになるかどうか。なるとしたら蛍、は間に合わないかな。米本見たいな。
田中順也(スポルティング・リスボン)
前回↓って書いたんですが
>ギリシャ戦のとき3回くらい「今、TJいればなぁ」と思ったけど、その3回以外の場面で輝けるかがポイント。
2回しか輝けませんでしたー。細貝と一緒でシステム上何していいか分かんなかった印象。そらそうだろやったことないもん。せめて右WGで見たかった。ベネズエラ戦では試合に入れてすらいませんでした。
細貝、TJが苦戦するんですから、このポジション相当難しいんでしょうね。もう素人には岡目でも何が何だかわかりません。
一端お役御免かもしれないので、クラブで本来のプレーで活躍してほしいです。
代わりは左利きにこだわるなら柏木ですかね。
森岡亮太(神戸)
3分くらいの出場でしたが、あの縦パスは美しかったですし、もっと見たかったです。股関節ぶっぱのバルデラマタイプですね。
ただ顔が藤本淳吾と同タイプなので考え出すと成長止まりそうで不安。
キラーパス枠って考えるとW中村とか高萩とか年齢高くなっちゃうので、次も選ばれて欲しいです。それかいっそ大島僚太。
扇原貴宏(C大阪)
未出場。川崎戦のプレーが買われて代表入りも、練習で「あっ・・・」ってなったんだと思います。良くも悪くも”俺のプレー”なので、安定感がなぁ。
出てない以上次は厳しいでしょうが、もう左利きの若手MFっていったら登里くらいしか思いつかないんですが。CHでまったくスピードを活かせない登里。見てて悲しくなりそう。
柴崎岳(鹿島)
楔の縦パスの精度、駆け上がりの上手さなどなど、ウルグアイ戦で日本に足りなかった部分を自分の持ち味で見事に表現し、結果を出しました。
前半は遠慮がちで、致命的なミス、横パスの遅さなど気になりましたが試合の中で順応していったのも素晴らしいです。
チームとしても本人としても最も収穫があった選手だし今後の定着間違いなし、というか柴崎のチームになっていく気がします。
▽FW
岡崎慎司(マインツ)
運動量、引き出す動き、ポストプレー、スペースメイク、アシスト、やはり別格だったと思います。器用さなら大迫の方が上でしょうが、状況に応じてプレーを変える判断力は岡崎の経験の為せるワザですね。
ただロングボールに対する競り合いの期待はできないので戦術的に合ってるのか?という瞬間がちょくちょくありました。競り負けたところから一点入ったんですけど。
FW3つ全て出来るので今後しばら不動のレギュラーでしょう。
本田圭佑(ミラン)
FK惜しかったですね。
ゲームメイクには関わらなかった、あえてね。
シュートを外した後のリアクションでチームを引っ張る芸を習得し、真のリーダーとして開花しつつあります。
今後も継続招集間違いなしですが、CHで使ったら駄目なんでしょうか。TJよりは良いと思いますけど。
柿谷曜一朗(バーゼル)
相手のフィードをジャンプトラップでスペースに落としてマイボールにしたシーンなどはマジジニアスでした。2回くらいやってたけど、本当にこの人上手い。視線を切る技術も完全に自分のものにしており、素晴らしい抜け出しも見せました。止められたけど。
ただアギーレの求めるプレーとは違ったのか、ベネズエラ戦では前半で交代。
必要な選手だと思いますが、今後はクラブも忙しくなるのでどうなるか。
香川も帰ってくるし。
大迫勇也(ケルン)
ベネズエラ戦序盤ではかなり上手くボールが収まってました。そこから柿谷とのコンビネーションもGood!下がって裏を本田に使わせたりとかも良かった。CFとしての能力は非常に高いです。ただワンパ過ぎて30分あたりから相手DFに対応され消えがちに。そんで懲罰気味のハーフ交代。アギーレの求めているものではなかったらしい・・・難しいんだな、1トップって・・・
出来ないことはない選手なので、求めているものがわかれば順応すると思いますが、まず岡崎みたいに自分で判断することを求められているのでしょう。あと迫力ですかね。移籍前のマリノス戦ぐらいの殺意を持って、代表でもプレーしてほしいです。
安定感はあるので次も呼ばれると思います。
皆川佑介(広島)
びっくりするほど強かった。ゴディンとゴディンゴディンできるとは。こないだまで大学でやり合ってたDFは辛かったでしょうね。
日本はこのタイプを育成できないってよく言われるので今後どうなるかわかりませんが、アギーレの言う通りすっ転んですぐ笛吹く文化はなくしたほうが彼の為にはなるでしょうね。疲労がたまって怪我が増えるデメリットは間違いなくあるでしょうけど。
今後選ばれるかわかりませんが凄く期待してます。代わるとしてポスト技術なら興梠か、デカさならハーフナーか。
武藤嘉紀(F東京)
国際舞台の経験がほぼ皆無なのに、いきなりインパクトを残せるのは凄いです。若さがはじけてたというか、とこかで「攻撃に鮮度を与えた」って言われてたのが凄くしっくりきました。
今シーズン開幕当初とは最早別人ですし、今後どうなるかワクワクします。
次も選ばれるでしょう。
次は10月のジャマイカとブラジルですね。
今回非常にメッセージ性の高い選考だったこともあり、上に書いてない怪我明けの原口や青山、今回漏れた遠藤、大久保などベテラン勢、リオやその下の世代も含めて熾烈な席獲りが始まりますし、Jリーグの熱気も上がってくるでしょう。
楽しみですな。