ベトナム各都市で占うマンチェスターユナイテッドの今シーズン
マンチェスターユナイテッドの補強が話題になってますね。
英大手メディアのBBCも予想フォーメーションを乗せておりました。
斬新かつ力強い布陣ですね。
攻撃では世界有数のアタッカー陣による個人技が炸裂し、守備では前線から人数をかけたプレスで左サイドにボールを追い込み奪い取る。
右サイドが手薄ということ以外は特に弱点が見当たりません。
ところでこのフォーメーション、何かに似ていると思いませんか？
そうですね、ベトナムです。
左右を反転させる必要がありますが、瓜二つと言って差し支えないでしょう。
これはいったい何をあらわしているのでしょうか。
おそらく、ベトナムの地図と照らし合わせたとき各選手がどの都市に該当するかによって、今シーズンの運命が占われるのではないでしょうか。
つまり該当する都市に応じて、選手のチーム内での役割や重要度を測れる、ついでにベトナムの都市を覚えられるという寸法です。
まぁ便利！！さすがファンハール！！
何言ってるかわかりませんね。
では早速ベトナムの都市と、そこに該当する選手をご紹介します。
地図とフォーメーションは鏡像関係なので、東西反転して考えてくださいね。
あ、地図は”旅行のとも、ZenTech”様より拝借しました。
これ個人サイトなんかね？すげぇ面白い。
まずは北部の雄、首都ハノイ。
夏は暑いし冬は寒い、基本曇りで空気が悪い、南の人間に「中国人」と言わせる人間性、でも飯は旨い。
そんな名ばかり首都ハノイに該当するのは
今やマンチェスターユナイテッドの象徴、ウェイン・ルーニーです。
今年も名ばかりエースとして、攻撃に守備に不満タラタラのプレーをしてくれることは間違いなしです。
続いて南部の商業都市ホーチーミン。
いわゆる東南アジアの都市で、常夏、元気、能天気、でもメシは甘いものが多い、ベトナム経済の中心地です。
この栄えある大都市に該当するのは、
新加入、ワールドカップで名をあげたアルゼンチンのロホ。
３バックに左SBにその運動量を活かしたプレーで、今シーズンのチームMVP間違いなしですね。
あとレアルマドリード顔なんで、多分来季移籍します。
続いて、第３の都市、中部のダナン。
ベトナムのちょうど真ん中あたりにある港湾都市で、海産物は秀逸。
近くにはホイアンという趣のある古い港町があり、非常にのどか。
しかし都市計画は遅々として進まず、中心街とビーチの間に人がいないエリアがあってちょっと怖い。
そんなのんびりとしたダナンに該当するのは、
なんと新加入、よく知らないぜエレーラ。
いかにもスペインの中盤ってイメージなんですが、きっとチームの潤滑油として機能するということでしょう。
スペインってこの手の選手が山のようにいる気がするんですが、みなさんプレー観て判別ついてるんですかね？私わからないです。イスコとマタとエレーラって同じプレーしてない？
続いて北部の港町ハイフォン。
交易のターミナルで、ハイフォンとハノイをつなぐ5号線が北部の物流の生命線です。タフな海の男が多く、ベトナム屈指のヤクザエリアで銃とか持ってる奴がいるらしいので、この町では暴れてはいけません。
そんなハイフォンに該当するのは、
これまた新加入のディマリア様です。
その持前のタフさでチームの物流(ボール回し）にソリューションを与えてくれるでしょう。
ただこのチーム、多分基本空輸(ロングボール)なので港町がどれだけ活躍できるかは疑問。ディマリア意地の陸路輸送を観たい。
続いてベトナム屈指の美しい海を誇る観光地、ニャチャン。
見渡す限りの白浜とエメラルドグリーンの海、美しい島々と様々なアクティビティー、おいしい海産物などなど、The観光地です。
なぜかモスクワから直行便がある為、天使のようなロシア美少女の水着姿を拝めるのも高ポイント。しかしすぐ近くにブクブクのロシアンモンスター(たぶんお母さん)がいるのでテンション下がります。欧米人の、どんな体系でも堂々とビキニ着るメンタルは見習うべき。
そんなベトナムでも異質な観光地に該当するのは、
これまた新加入、ワールドカップで名をあげたブリント。
サイドバックからボランチまでこなすマルチロールと、精度の高い左足で、チームに”異質”なアクセントをもたらしてくれるでしょう。
ちなみに先日ニャチャン行ったときに、手をクラゲに刺され、足をトゲトゲの貝に刺されました。時期が悪かった。だからたぶんブリントもシーズン中に超悪い時期があります。
続いて中部の古都フエ。
阮朝時代の首都であり、独特の宮廷文化を育みました。わりと粗雑なベトナム料理の中で、フエ料理の丁寧さというか高級感はユニークです。
イメージ、京都に近いですね。
子どもとか男の人だけで行ってもツマラナイようです。
そんな古き良き街並みに該当するのは、
ちょっと場所合わないけどマタです。
もうちょっと下がり目でプレーするんすかね。丁寧なボール捌きとかそんな感じですかね。クラシカルにプレーをして廃れていくとかそんな感じですかね。なんでマタとエレーラがプレミアの同じチームにいるのか理解に苦しみます。
ちなみに「ダナン(エレーラ)に行ったついでにフエ(マタ)行こうかと思ったけど、案外遠いからやめた」というケースが在住者に散見されます。
あーね。示唆的っすね。
続いて最南端の町(ってか地区)カントーです。
メコンデルタ(社会で習ったよね？覚えてるね？)の中心都市であり、ベトナムの穀倉と呼ばれる農村エリアです。「肥沃」って言葉はメコンとナイルの為にあります。
要はどこまでいっても田んぼの、いわゆる田舎です。
そんな昔ながらの田舎町に該当するのは、
昔からいた気がしてきたGKデヘアです。
スペイン人なのに、人が入れ替わりすぎて、なんかちょっとクラブの象徴みたいになってきました。
米はベトナム人の心ですが、デヘアもユナイテッドの心になりつつあります。
でもマドリッド出身のレアル顔。内心、カシージャスが早くこのまま衰えればいいって思ってます。
続いて・・・もうほとんど都市ないな。。
中南部の避暑地、ダラット。
標高が高く、非常に涼しいので避暑地として開発されたそうです。開発したのはフランス人なので、街並みは非常にお洒落。新婚旅行先としても人気です。
あと気候を生かして、最近はおいしい野菜とか、農業が発展してきております。日本の山間高原農業技術が進出してきてるみたいで、今後が楽しみです。
そんな私たちの生活を変えるかもしれない町に該当するのは、
期待の新人(新加入)ルーク・ショー。
まだ10代なのにバカ高い期待値を背負って、バカ高い給料をもらって、チームメイトから反感買いまくって、どうなっていくのか見ものです。ダラットのような洒落オツなプレーはできるのでしょうか。
ちなみにダラット産の野菜、高いです。買えないです。早く大量生産できるようにしてほしい。
双方、今後どうなるか目が離せません。
次は、山間部繫がりで北部のサパ。
ベトナムでは数少ない降雪エリアということもあり、ベトナム人観光客に人気。
あと住んでる人が少数民族なのでベトナム人観光客に人気。
要はあんまりベトナムっぽくない扱いです。
そんなベトナムっぽくない町に該当するのは、
レンタル移籍してきたファルカオ。
点を獲る機械みたいな選手ですし、レンタルということもあり帰属意識は壊滅的にないでしょう。正直こんなチーム来たくなかったでしょう。でもファルカオ見たさに人を集めてくれるって言う。
涼しくて雪降って空気キレイで棚田とかあって素敵とか言われるけど、そんなもん日本にいくらでもあるから日本人にとってはわりとどうでもいいです。長野の上田行けば、更に城まであるんだぜ。
だから日本にもファルカオみたいな選手が出てきてくれることを祈ってるぜ。
さて、意気揚々とベトナムの都市を紹介してまいりましたが、もうネタが尽きました。しかし選手は2人残ってますね。あと適当で。
ラオス国境あたりの村：ヤヌザイ
多分住んでるの少数民族で自給自足してる。
ヤヌザイの、移民系ベルギー人らしい、自分の力で生きていくプレースタイルは自給自足と言えなくもないですね。少なくとも「ねぇねぇ、仕事とヤヌザイ、どっちが大切なの？」とか言うタイプではないです。
ちなみに模範解答は「ヤヌザイのことが大切だから、一生懸命仕事をしているんだ！」でして、そう答えれば「ヤ、ヤヌゥゥゥウウウウ♡」ってなります。なりません。
中国国境あたりの村：ファンペルシー
住んでるの少数民族かもしれませんが、中国ハノイの動線上なので多分普通に暮らしてます。以上です。
あ、ファンファン監督はフィールド(半島)の外ということで、西沙諸島です。
中国との係争地ですね。火種を含んでいます。怖い怖い。
以上、ベトナム地理のお勉強でした。
