Vietnamびじねすりぽーと

ベトナムで生活する若者が綴る、安定的に肉を手に入れるまで。

野菜嫌いの野菜レビュー

私は野菜が嫌いです。

子どもの時からずっと苦手です。

「食べられないものある?」って聞かれたらとりあえずざっくり野菜って答えます。

まぁでも実際全部食べられないわけではなくて、中には食べられる野菜もあります。

 

そんなんで身近な人には今まで気を使わせてきたような気がしておりますし、母も献立で悩んだりしたのではないでしょうか。

なので今日は野菜嫌いのお子様を持つ世のマザーズの参考になればと思い、野菜嫌いから見た野菜のレビューを書きます。

 

 尚、本文中に野菜に対しての誹謗中傷が含まれますので、親族等に野菜がいらっしゃる方などは気を悪くする恐れがありますのでお読みにならないでください。

 

 

にんじん

野菜嫌い界の原点にして到達点。

似ても焼いても味が変化しないわからずや。

ってか色からして既に食い物じゃない。

文句なくマズい。

一方で他の食材への味移りが少なく、肉などの臭みも取るので使いどころを見極めれば優秀な食材。

 

オススメ調理:アホほど煮込む

ダメダメ調理:生。食える人は知能がウサギ。

 

だいこん

にんじんと双璧をなす根菜界の雄。

他人と壁が無いフラットな性格ゆえ煮ると味が染みやすく、且つその謙虚さゆえ他の食材の邪魔をしない。

その辛みや食感の個性からサラダ、おろし、ツマなど生食でも重宝される。

でも単体ではマズい。

実力がなくても八方美人で生き延びられるという好例。

 

オススメ調理:おでん(鍋底限定)

ダメダメ調理:特になし

 

たまねぎ

野菜に限らず食材界屈指の天才。

火を通してポテンシャルを引き出すことで、ほぼ全ての汁モノの格を上げることが出来る。

しかし生だと吐くレベルにマズイ。

火を通さないとか正気のSaturday Night。

中華で出る半端炒めも半端なくマズイ。

正直、具ではなくダシに近い何かだと思ってる。

 

オススメ調理:とにかく火を通してコクを出す

ダメダメ調理:生。絶対食えない。

 

ぴーまん

何をどうしても自分の主張を変えない強情なマズ男くん。

その強烈な個性で単調になりがちな料理にアクセントを加える。

マズいというかウマい要素が無い。

調理時は扱いやすいのでお子様でもお手伝いできるのは好印象。

 

オススメ調理:中華系炒め

ダメダメ調理:スープ。入れる人は知能がウサギ。

 

 

なす

別に問題なく食える。

おひたしとか田楽とか非常にウマい。

マズイって言ってるやつは精神が未熟。

ただ、糠漬けの食感だけは気に障る。

 

トマト

たまねぎ、にんにくと並び称される天才。

中のトロリは非常にキモく、嫌いになった子ども多数。

あとミニトマトとかいうパクリ民族のせいで嫌いになった子どもも多数。

これとモッツァレラチーズの組み合わせを考えたイタリア人は紛うことなきジーニアス。

 

オススメ調理:イタリアン!

ダメダメ調理:半端に火を通す

 

きゅうり

95%が水という野菜界の落ちこぼれ。

青臭い味で不味く、栄養価も無いという、何しに生まれてきたのかわからないレベル。

火を通すとより一層無価値な何かになるという、数少ない生で食った方がマシな野菜。

多分僕たちが寝たあとで他の野菜にいじめられてる。

 

おすすめ:生で肉味噌

ダメダメ調理:火を通した全て

 

ブロッコリー

「凝縮した森」の異名を持つエネルギッシュな佇まいの野菜。

その形状から使いでは悪いが、明らかに高い栄養価は魅力。

火の通し加減がシビアなので調理には練度が必要。

食えないレベルに小さく分離した端っ子の哀愁もまた良し。

 

オススメ調理:茹でてごま油と塩こんぶであえる

ダメダメ調理:でかすぎる状態での調理

 

レタス

子どもでも割と食える、野菜界の良心。

生食に向いておりサラダに最適。

てか、それ以外使えない。

サッカーでいうとリケルメ。

口の幅に合わず、何気に食いにくいのは減点要素。

 

オススメ調理:サラダ

ダメダメ調理:ハンバーグの下に敷くとか

 

キャベツ

驚異の万能性を誇りどこにでも顔を出すでしゃばりさん。

お鍋に、炒めものに、サラダに、トンカツ付け合せに。

シャキシャキした食感とさっぱり感を与えてくれる。

食べる場所(葉か芯か)によって 火の通りや味が全く違うため、摂取にあたっては運ゲー要素も含まれる。

食ってる途中でたまに貧乏な気持ちになるのが問題点。

 

オススメ調理:博多の居酒屋で出てくるサラダ

ダメダメ調理:他のサラダ

 

ほうれん草

個性、栄養価共に文句の付けどころがない得点王。

これ食べれない人とは友達になれない、てかちゃんとした教育を受けていないんだなと邪推してしまう。

ポパイの影響でほうれん草の缶詰を欲しがるも、うちの田舎には売ってなかったのが唯一のトラウマ。

文句言わずに食えガキが。

 

オススメ調理:おひたし

ダメダメ調理:生食用じゃないものを生で食うと渋い

 

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野菜嫌いっていうと「ベトナムでの食事は大丈夫!?」って心配されるんですけど、こっちでよく使う香草系(パクチーとかシソとかドクダミとか)は全て問題なく食べられるのでラッキーでした。