Vietnamびじねすりぽーと

ベトナムで生活する若者が綴る、安定的に肉を手に入れるまで。

トイレの適切なポジショニング

友人の話です。

 

彼には悩みがありました。

それはウォシュレットが上手く当たらないことです。

 

用を足す際のベストポジションは誰しもあるかと思いますが、

その状態でウォシュレットをすると

カップに対してグリーン後方に当たってしまうのです。

 

もちろんそこはグリーンかつクリーンなエリアですので、

ターゲットをバンカーに変更するためには

腰をふんわりと浮かせて調整する必要があります。

 

便座から腰を浮かせるとなると、

これはもうバランスが悪くなりますので、

ウン悪く体勢を崩した日には、

水勢で物体Xが飛び散るという

悲惨ならぬ飛散な事態が起こりかねません。

 

これは友人の話なのですが、

みなさんそういうものなのでしょうか。

 

もし、このお話が皆様の体験と合致しないのであれば、

それはどういうことでしょうか。

 

性差によるホールポジションについて私は存じませんが、

あるいは女性は後部座席に搭乗する傾向がある為、

それを勘案に入れて設計されているのでしょうか。

 

それともTOTO社員と比較したとき、

友人のスウィートスポットが前目なのでしょうか。

 

もしそうでないとしたら、

つまり友人のバックラインが人間工学的にフラット3だとしたら、

彼が用を足すときの便座ポジションに問題があると言えるでしょう。

 

すなわち、もう少し便座の後方に座る必要があるということです。

しかしよく見ると、

(友人の話ですので実際に見ることはできませんが)

後ろにはスペースがほぼありません。

 

仮にブルズアイ(ダーツ用語)を射抜く場所まで下がると、

後ろのスペースを消してしまいます。

 

最近のマンチェスターユナイテッドの試合を観れば分かるとおり、

これほどスペースが無いとお尻を拭くことができません。

 

これでは元も子もありません。

 

ここは逆転の発想で前へいってみましょう。

空間的には前のほうがゆとりがあります。

 

しかし男性には空間を確保する必然性があります。

 

つまり前に行くとブルズアイ(ゴルフ用語)がOBしてしまうのです。

6オーバーだとすれば便座に乗り上げてしまいますし、

5アンダーだとしても陶器の淵に激突してしまいます。

 

パープレーだと挟まりますね。

あぁ汚い話だ。

 

すなわち残された前後移動の猶予はほぼ無いといって差し支えありません。

 

やはり、私には腰を浮かせる以外に方法はないのでしょうか。

 

 

ところでここで一つ疑問が沸きました。

 

かつて藤村富美男は長打力を補う為、物干し竿と呼ばれるバットを使いました。

一方でメジャーのウィー・ウィリー・キーラーはヒットを量産するため、短いバットを使いました。

 

このように男性はプレースタイルに応じて道具が異なります。

道具には物語があるのです。

 

仮に、ある人の物語が、なんというか、「白い巨塔」、だとしたら、

かれの便座ポジションはどうなるのでしょうか。

 

後ろのスペースを埋めて前に余裕を持たせるのでしょうか。

 

それでも柵越えを連発してしまう場合は?

乗せてく?

ぶつけてく?

挟んじゃう?

 

謎は尽きません。