Vietnamびじねすりぽーと

ベトナムで生活する若者が綴る、安定的に肉を手に入れるまで。

世界史を選択する意義

私、高校のとき世界史を選択しておりました。

日本史は細かすぎる&漢字が多くて面倒なのでいやでした。

 

「志賀島で金印を発見した百姓の名前を答えよ」

ってどうでもいいわ

(学習院大の入試らしいです。答え:甚兵衛)

 

やっぱ世界史の方がかっこいい!

何より言葉がかっこいい!

 

例えば

「ボストン茶会事件」

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1773年12月16日に、マサチューセッツ植民地(現アメリカ合衆国マサチューセッツ州)のボストンで、イギリス本国議会の植民地政策に憤慨した植民地人の急進派が港に停泊中のイギリス船に侵入し、イギリス東インド会社の船荷の紅茶箱を海に投棄した事件。

 

この興味を掻き立てられる字面。

茶会とか不思議の国のアリスでしか知らない僕はわくわくします。

 

でもこれは英語の方がもっとよいです。

 

Boston Tea Party

ぶぉすとん、てぃー、ぱーりぃー。

 

かっこいい。

 

しかも紅茶箱を投棄しながら

「ボストン港をティーポットにする!」

(”Boston Harbor a tea-pot tonight!")

と叫んでいたそうです。

 

ここまで来ると

ユーモアを越えて、もはや茶番ですね。

お茶だけにね。

 

 

他には

 

「カノッサの屈辱」

 

かっこいい。

厨ニタイトルっぽい。

第三章「カノッサの屈辱」

みたいな。

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聖職叙任権をめぐってローマ教皇グレゴリウス7世と対立していた神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世が、1077年1月25日から3日間に及んでが降る中[1][2]、カノッサ城門にて裸足のまま断食と祈りを続け[3]、教皇による破門の解除を願い、教皇から赦しを願ったことを指す。

 

ハインリヒかわいそう。

私もとある事情で、

妻に家から閉め出されたことがあるので、

彼の気持ちがよくわかります。

 

 

あとは

「血の日曜日」
「暗黒の木曜日」

など同系統ですが良いですね。

 

血の日曜日事件は調べたら10個くらいあるんですよ。

まじかよ。

いくらカッコいいからって流用しすぎだろ。

 

一番有名なのは

U2の名曲「Sunday Bloody Sunday」で歌われたイギリスのやつですかね。

 

暗黒の木曜日は1929年世界大恐慌一択です。

 

日曜のほうが10倍危ないということですね。

 

ちなみに今週のハノイはSunday Cloudy Sundayです。

 

平和でなにより。

 

 

あともう単純に音がいけてるのが

イギリスの法典

「マグナ・カルタ」

ですね。

 

ドグラ・マグラとか

ハクナ・マタタとか

っぽい。

 

あと

まどか・マギカ

っぽい。

 

 

因みに数は少ないですが、

日本史にもかっこいい言葉はあります。

その中でも一番は、

 

 「 六波羅探題」

 

これ最強。

 

任命されたい。